ふと気づいたが、文章を書くときに無意識に逆の視点も入れて書いてる気がする。
そしてそれは「他人から文句を言われないための防衛線をあらかじめ引いてる」ってことで、あんまし好きじゃないなぁ!!など。
例えば。
- 猫って可愛いよねぇ〜大好き〜←素直な感想
- でも嫌いな人もいるんだよねぇ。まぁ引っ掻かれたりしたら痛いしねぇ。←防衛線
- でも私は好きだな〜って話です〜。←ふんわりまとめ
みたいな。
こういう構図、私は何度も自分の文章で見たことあるぞ……。
この防衛線ですが。
無意識に入れるようになってるし、たぶん会話の中でも入れてると思うんだけど、処世術なんだよね。
「別の視点もわかってますよ〜もしあなたがそうだったとしても大丈夫ですよ〜」って暗にやってる。
大事なことかな、とも思う。
前メインブログで書いたけど、別に誰かを傷つけたくて書いてるわけではないし(勝手に傷ついてくもんなのである程度はどうしようもないけど、できる工夫はしておきたい的な)。
でもそれが、我ながら時々「ちょっとうるせぇな……」って感じちゃうときもあってだな……。
うるせぇお前がどう思おうが知ったこっちゃねぇどうしてそこまで気遣ってやらんといかんのだ私の言いたいことだけを自由に言わせろウオーーーーーーーーー!!!!
みたいな気持ちになるときもあるんだわ。
どんなに心を尽くしても、相手との関係性に関わらず、自分の思った意図と違う捉え方をされてしまうときはあるわけで。リアル、ネット関係なく。
もちろんできるだけそれを避けたいから、適した言葉を選んで考えながら書くわけだけど。
でも、こう、そういう取捨選択がめんどくさいときもあって。
でもそういうときに書く文章ほど気をつけないと、言葉が強くなりがちで、誤解の危険性も高まるとも思うわけよ。
うーん、ままならんな!!!!!!!!ひじやまくん!!!!!!!(※十三機兵のキャラ)
こうね、「うん〜逆の人もいますよねぇ〜わかってますよ〜大丈夫ですよ〜私わかってますんで〜ウフフフ」ってしたり顔でニコニコしてる自分、ウゼェなって思うんだよなゲラゲラ。
まぁラッキーなことに、オンラインで文章を公開してもう何年も経つけど、面倒なことになったことは一度もないんだけどさ。
この話は、商用の文章や漫画でたまに聞かれる「読み手を信じる」ってことと通じるよね。
「読み手を信じてるからこういう表現をしても大丈夫、っていうのを感じられて嬉しい」、みたいなツイートも最近見たな。
オンラインの文章はいろんな人が自由に読めるから、そういう意味では「読み手を信じる」ってのが難しくはなりがちよね。
ちょっとこの話題にまで手を伸ばすと収拾つかなくなりそうだから触れるにとどめとくけど、興味深い話です。