ぶっとびの生きてる間

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「自分のペース」を保てる贅沢と、「焦り」について

自分のペースで生きていけばいいと思っているのに、そんな自分に焦ってしまうときがある。

 

私はどっちかっていうとせっかちだしマルチタスクしたがるし、わりとなんでも「早く早く」ってタイプなんだけど、
自分の生き方に対してはどうも逆のようで。

大人になりたくなかったし
オシャレに目覚めるのは遅かったし
恋愛とか彼氏がほしいとかも、関心が深くなったのはだいぶ遅れてだと思うし
大学院には6年もいたし
30までに結婚とか思ったことないし

なんというか、「一般的に何かが芽生えるタイミング」からだいぶ遅れて芽生えてるような気がしてるんですよね。遅めのスタートをきってる感じ。生き方がのんびりしてる。

 

「今」が居心地がいい、ってことが多かったからかもしれない。
「変わりたい」より「変わりたくない・変わらないでほしい」って思うことの方が多い気もする。

それはすごくハッピーなことだよね。
でもなんでも変わらないのは無理なわけで……諸行無常なので……

 

今付き合ってる彼氏とももう付き合って5年経つわけだけど、結婚の話はないし。(話題には出るけど「する」って話ではない)
三十路を過ぎて何年か経ってますが、結婚を焦ってる気持ちがないもんだからのんびりしてて。

それを私はありがたいなぁと思うわけよ。

30過ぎて「付き合う」っていう期間を自分たちの取りたい分だけ取れるって、すごく贅沢なことなんじゃないかなぁとこないだふと思って。
今はようやく同棲の話が動いて新居への準備期間なんだけど、それも自分たちのペースでやりたいようにやってて。(つまりやりたくないときはやらないで)
焦って家具家電を揃えなくていい安心感。これも贅沢だなと思うんだよね。

「自分のペース」を保てる贅沢というか。

 

自分のペースっていうのは、自分の気持ちに従うってことだと思うんだけど。
やりたいときにやり、休みたいときに休み、気持ちの赴くまま動く、っていう。

基本的に「自分のペース」を大事にして生きていくのはとってもいいことだと思うんですよ。

 

でも時々、その自分のペースが他人より遅れてるように見えると、ソワソワしてしまうときがあって。
たぶん一般的には「同年代が結婚/出産/出世しているのを見て焦る」ってのと同じ心理なんだと思う。

私の場合、さっき書いたみたいにわりと「のんびり生きてる」こと、
あとやりたいことが多くてそのときそのときで別のことしてるから、作曲もミックスマスタリングもおえかきもブログも写真も、全部中途半端なこと、

このあたりに時々とても焦ってしまうんだよなぁ。

 

焦るようなことじゃないと、わかってるんだけどね。
いつも焦ってるわけでもないから、本当にそう思えてるときもあるんだけどね。

時々顔を覗かせるこの「焦り」、もうちょっと上手く御せるようになりたいですね。
昔よりは頻度も減ってるんだけどな〜。